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2006年02月07日(Tue)
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wiki症候群

自分はこのブログのほかにwikiサイト2つくらいに関わっている。
wikiというのは云々、という話はここではしないが、wikiを使っていたらメモ書きするときに箇条書きする癖が付きかけてしまった。
危ういところでメモ書きの箇条書き傾向に自分で気づくことができたので、しばらくwikiを自重することにした。
数ヶ月経過した現在、メモ書きは高校受験から愛用(?)している図面中心のマインドマップ風の書き方に戻っている。

お勉強程度の学習ならまだ影響も少ないが、サイト更新のように断続的に利用するツールでは心理学用語の方の『学習』を知らず知らずのうちに行ってしまうのである。
心理学用語の学習がなんだかよくわからないなら、『慣れ』とか『修行し続けて身に染み付いた技術』とか『眼を閉じても弾けるくらいに弾きなれた曲』とかそういう感じを思ってもらいたい。
つまり、自分はwikiサイトの更新という訓練を繰り返し行ったため、あるテーマを考えるときに何かしら箇条書きで列挙する癖が付いてしまった、ということである。(もちろん箇条書きの頭は中黒(・)ではなくてマイナス記号(-)だ。)
蛇足になるが、これはwikiサイト上で表現する言語と普段思考する言語が同様であることが原因のひとつにあるんじゃないかと思っている(プログラム言語の書き癖が料理のメモ書きに反映されたことはない)。

これはパワーポイントなど他のツールでもあることのようだ。
パワーポイントで見た目のいいプレゼン資料を作ることが仕事の中心になってしまう「パワーポイント症候群」などという言葉があるし、パワーポイントの多用に懐疑的なコラムもある。

-Absolute Powerpoint Can a software package edit our thoughts(原文)
-PowerPoint 絶対主義 市販ソフトウェアは私たちの思考を変えるか?(邦訳)

上記記事を見る限りでは、パワーポイントの場合は仕事などのプレゼンでよく利用されるというwikiではまだ見られない事情があるし、それに伴って(書き方が結論指向になり、結論を導く要素のみを列挙するようになって副次的な要素を無視しがちになるなどの)より深く思考法に関わりうる傾向も持っているようである。

いまいちまとめ辛くなってしまったが、ツールによる影響というのはツールが有用であればあるほど(触れる機会が多くなって学習量も自然と増えるので)色濃くなってくるものなのだから、根本的に新しいものを作ろうとするときはそういうのも考えてみて損はないかもしれないよね、ということでシメることにする。