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2005年07月22日(Fri)
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調弦

とうとう中国元にメスが入った。
100円ショップはどうなるという下世話で深い話題から、中国口座で一儲けを企むようなバブル気分が懐かしい話題まで、考えることはいくらでもある。

日本の製造業者にとってはチャンスになるかもしれない。
でも、日本がチャンスを生かせるような人材を育成してきたとはとても思えない。
人材が足りないからといって人材に代わるほどのロボットを作ってきたわけでもないしね。
だから、もしかしたら、中国の代わりになる国を探すだけかもしれない。
もしそうなら、ライブエイドとかバンド8とか言ってないで、早くアフリカを使ってやって欲しいと思う。
あと、サマワも。
(金を送るのは悪いことではない。でも、内地に立派な企業を作るほうがよっぽど良い。どれだけ難しかったとしても。ついでに言えば、アフリカは産油国で、その油を中国が狙っているらしい。)

話を戻そう。

国家レベルで製造業で労働すること自体禁忌にしたがってる傾向が少なからずあるんじゃないかとほのかに思う。
もしこれが勘違いじゃなかったとして、原因の一端が集団就職にあるんだとしたら、とか思ってみると、なんというか、言いようの無い気分になる。

ついでに言えば、プロレタリアートの悲哀を書き綴った文学も暗澹たるイメージの構築に貢献しているんだろうと思う。
小さい頃に見た蟹工船の表紙の恐ろしかったことといったら。
車輪の下では労働者になりきれなかった人間が銀河鉄道の夜に川を流れていく始末だ。

『そうだよ。今度こそ、このまま仕事していたんじゃ、俺達本当に殺されるよ。犠牲者を出さないように全部で、一緒にサボルことだ。この前と同じ手で。吃りが云ったでないか、何より力を合わせることだって。それに力を合わせたらどんなことが出来たか、ということも分っている筈だ』:蟹工船

あー、「エンジョイワーキンエフォートウィン」とか歌ってやろうか。
新世代の労働歌だ。

くらべてプログラマーなんて、字面から言って雰囲気が違う。
優れた文学者が生まれてないあたり、死ぬまで暇が無いのか、それほど厳しくないのかのどちらかに違いない。
(あ、オープン思想があったっけ)

もう、本当に、言いたいことは腐るほどあるけど、言いたいことが腐る前に書いていくのは大変な作業だ、なんてことを深く実感する今日このごろです。
皆様いかがお過ごしですか?