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2005年07月31日(Sun)
< アフェリエイト < 調弦 | 思いつき/一覧 | 技能エリート > 自立的プログラミング
独考

家の本棚には大量の本が並んでいる。
100や200じゃきかないくらいの分量で、多分、人が住むスペースよりも本が占めるスペースの方が多い。
なにかしら考え事に詰まったらここにある本からテキトウに選び出して読んでみるのが習慣になっていて、これが意外と当意即妙なチョイスだったりすることも少なくない。

今はプログラム言語の根底にある思想について調べている、が、なかなかどうして確たる証拠になるような文献に出会えない。
古今のリファレンスマニュアルを探してみたり、プログラミングの古典的名著と呼ばれるものを漁ったりしてみたが、なかなかコレという著述が無い。
言語といえどもコンピューターを使う道具の一種なわけで、道具の説明書きに「道具を作った背景」やら「理屈」やらは必要ないのが普通なわけで、哲学関連のものとは毛色が違うのだ。
ここでやっと自分なりに思想と言語との間を埋めて行かなきゃいけない事に気がついた。
要するに、哲学者よろしく古今東西の思想を洗いなおしていく途方も無い作業が待ち受けているわけで、想像できないほど面倒くさい。
あまりの面倒くささにモチベーションは当然落ちた。

こういうときは、とりあえず1日は何も考えないようにして、気が落ち着いてきた頃にとりあえず本棚を探る。
(『とりあえず』って割り込みみたいで素敵だ)

で、見つかったのが廣松渉と言う人の『弁証法の論理 弁証法における体系構成法』という本。
「弁証法における体系構成法」という副題に、もしかしたらオブジェクト指向に関係するかもしれない、とピンときて、軽く胸がときめいた。

前書きを読むと、『伝統的な実態主義的存在感と即応する「実態-属性」の構制』だの、『「函数-変項」の構制を関係主義的な存在感に照応するかたちで導入』だの、あげくに(これはオブジェクト指向にはあまり関係ないけれど)『記号論理"術"』とまで書く始末。
目次には『所謂「分類」および「抽象」の実相』なんてのまである。
凄い!廣松渉はかなり熱いぞ!

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