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2006年01月01日(Sun)▲ページの先頭へ
The Art of Computer Programmingを買っちゃった

The Art of Computer Programming3巻揃いを買った。
自分への今年一年がんばりましたプライズのつもり。

しかし、まあ年末年始というのにアマゾンは仕事が速い。
29日に注文して31日には届いてしまった。
6日くらいを覚悟してたのに。
これはうれしい誤算。

ざっと見てやっぱり(Knuthが「これをバイブルと呼ぶなら旧約聖書と呼べ」と言ったとかいう話があるだけあって)古臭い。
具体的には、テープの話なんか普通に出てきちゃうくらいといえば分かってもらえるはず。
しかも、テープって言っても、磁気テープじゃなくて穿孔テープのほう。
少なくともこの本は(結局のところ自分がコンピュータに何を命令しているのか良くわからない)Javaのような言語なぞ想定すらしていない(くらい古い)。
硬派だ。

とりあえず"Flow chart for reading this set of books"が気が利いていて面白かった。

2005年11月26日(Sat)▲ページの先頭へ
思想と実装の実像

プログラムの世界にはオブジェクト指向というのがある。

SIMULAという言語に端を発して、SmalltalkとC++でブラッシュアップされ、今やほぼすべての言語の処理系に実装が搭載されているような状況だ。

当初、SIMULATでは『プロセス』と『アクション』という概念を用いていたようだ。
プログラミングでプロセスを定義し、プログラムの実行中にアクションが生成されるというような感じになる。
SIMULA67になって、さらに概念的に拡張してプロセスは『クラス』に、『アクション』は『オブジェクト』に名前を変える。

これら(プロセスとクラス、アクションとオブジェクト)は、並列処理(今で言うところのマルチスレッド)をシミュレーションするために用意されたものだった。
つまり、イメージ的には「オブジェクトが(並列で)個々に動き回りつつ、適時オブジェクト同士でメッセージを伝え合うことでプログラムというシステムが動く」という感じになる。

これは、シミュレーションを指向する言語(SIMULAはSimlation Languageの略である)としては至極真っ当な方針であるといえる。
すべてのオブジェクトが"同時に"動くのであるから、タートル2万匹の50メートル徒競走だってコーディングは楽なはずだ。


その後、この概念(オブジェクト指向)はアラン・ケイとストラウストラップに目をつけられた。
そして、アラン・ケイによってSmalltalk言語が、ストラウストラップによってC++言語がつくられる事となり、これらの言語は広く普及する。
これは各種プログラム言語がオブジェクト指向へ変化する呼び水となり、(言語設計的に本来不向きな言語であったとしても)多数の言語がオブジェクト指向へと方向を変えていった。


しかし、SIMULAから他の言語へと派生するうちになぜかすっぽりと忘れ去られてしまった部分がある。
オブジェクトの並列処理だ。

基本的に現状のほとんど全ての言語(の処理系)はオブジェクトを並列に処理しない。(ほとんど全ての、というのはもしかしたらあるかもしれない可能性に賭けて書いたのであって、デフォルトでオブジェクトを並列に処理する言語を知っているわけではない。たとえば、Javaでオブジェクトを並列に動かしたければスレッドとして定義する必要がある。)

オブジェクトが独立して動くというのはきわめて魅力的なことだ。
今までほとんど追及されてこなかった分、可能性も大いに期待できるだろう。
(プログラムを分散・並列処理するという方向では多くの研究がなされているが、オブジェクトが並列に動作するような研究はあまりメジャーではない)

この方向の究極は1つのオブジェクトに対して計算機を1つ割り当てるというレベルである。
P2P、SOAPなど、それっぽい技術が徐々に開拓されつつある今、(商売を抜きにして純粋に技術として探求して楽しいのは)たぶんこっちの方向だと思う。

2005年11月07日(Mon)▲ページの先頭へ
getChild

CIO MAGAZINE: One in Ten IT Departments Dead by 2011
http://www.cio.com/blog_view.html?CID=13437

2011年までにIT『部門』の1/10が無くなるだろうという予想。
どんどん海外へのアウトソーシングが進んで、それでも残った経営陣にとってコアな部分は(技術屋ばかりのIT部門ではなくて)それなりの部門に移管・合併・吸収されるだろう…というようなストーリー(だと思う。そんなに自信があるわけじゃないので、興味があったら上記サイトへどうぞ)。

消えゆくIT部門とは?
それでも残るIT部門とは?
いろいろ仕事はあるけれど、はたして何が残るのか。

サーバー管理なんか微妙なところだろうな。

2005年10月31日(Mon)▲ページの先頭へ
紅茶

今、コンピューティングを牽引してるのはJava言語だと思う。
Cではないし、C++でもない、Objective-Cでもなく、ObjectPascalでも、Delphiでもなく、Perl、Ruby、Python、Oak、Squeak、etc..どれでもない。
間違いなくJavaだ。きっと。
(あまり追ってないからわからないけど、もしかしたら.netも絡んでるのかもしれない予感もする)

この感じだと、日本の次の次くらいの世代のプログラマは、Javaな人間なんだろうな。
Cなんか『Linuxを記述した言語』ぐらいの認識しかないような、ファイルなんか流れに乗せるモンでしかないような、そんな感じの。
Javaのバーチャルマシンしか知らなかったりとかして、マシン語といえばそれ、みたいになったりとか。
きっとそのうち「普通にプロのプログラマになりました」という人はそういう人になっていくんじゃないかな。
(この予測は絶対に外れると思うけど)

あと、今後を見る上で大事なのはMicroSoftの動向。
次のOSで開発環境がどうなるのか、あるいは、次のOS自体(のシェアとか)がどうなっていくのか、MediaPlayerのガイドにP2Pなリンクが追加される日はやってくるのか、などなど、なんだかんだいって見逃せない。

2005年09月29日(Thu)▲ページの先頭へ
OpenLaszlo

OpenLasslo

http://www.openlaszlo.org/
http://laszlo.jp/

なんにせよ、Flashは堅い。

2005年07月07日(Thu)▲ページの先頭へ
マイコン

H8マイコンのアプリケーションノートって変な入門書なんかよりずっと分かりやすくて教育的だ。

ココ

こういうのを活用しまくってこそのeラーニングだぞ、とか言ってみたい。

(アドレスは折り返さないようになってるみたいで、長いアドレスはキレイに表示できない。折り返せばいいのに。)

2005年06月22日(Wed)▲ページの先頭へ
左手系

左手系材料と言うのがあるらしい。

http://www.aip.org/enews/physnews/2000/split/pnu476-1.htm
http://physics.ucsd.edu/lhmedia/whatis.html

日本のサイトで分かりやすいのがないので、とりあえず英語で。
翻訳サイト様々です。

左手系材料は負の透磁率と誘電率を持つ人工材料で、電波が逆向きに伝播します。
まだまだ研究段階みたいだけど、応用が面白そう。

2005年06月16日(Thu)▲ページの先頭へ
システマ

マイコンを使って何か作ろうとするとソフトを先に作ろうかハードを先に作ろうか迷う時がある。

2ちゃんねる.シミュレーション板.シミュレーション言語SystemCを語る
http://science3.2ch.net/test/read.cgi/sim/1104385750/

卵が先か、鶏が先か。

2005年04月23日(Sat)▲ページの先頭へ
ハラキリコンピュータ

日本のコンピュータなんだから、自害(ハラキリ)ぐらいできたっていいだろうに。

そう思って作ったプログラムでパソコンを(単体では)使い物にならなくしたことがある。
OS起動前に割り込んで電源をブッチ切ってしまう悪質なプログラムだった。
ネットで知り合ったどこかのオッサンと一緒に作ったんだけど、今思えばたちの悪いプログラムを組んだものだ。
ほとんど大半はオッサンが作って、当時はまだまだヘッポコだった自分はアセンブラを手翻訳するのをほんの少し手伝っただけなんだけれど、それにしたって起動途中で電源が落ちるのを見た瞬間は超感動的だった。
電源スイッチをカチカチ押して、何べんも繰り返した覚えがある。

自分の想像が形になった瞬間のドキドキ感はこれからしばらく味わってない。
きっと一生味わうことがない人も居るんだろうな、と思いつつ、もしかしたらあれが最初で最後だったのかも、とふと思い立って怖くなった。

がんばろ。